今回のライブにお越しになる皆さんの中には、港町石巻ならではの海の幸を楽しみにされている方も多いと思います。
食欲の秋に向かい、これから旬を迎えるおすすめの魚介類三種を紹介します!
1 秋の魚の代名詞「サンマ」
三陸沖で獲れたサンマは、石巻漁港など三陸沿岸の漁港に水揚げされ、全国に出荷されます。昨年はサンマが不漁でサイズも小さく、サンマ好きにはさびしい年でしたが、今年は出だしから豊漁でサイズも脂乗りもいいとのことです。
塩焼きが美味しいサンマですが、鮮度バツグンのサンマはぜひ「刺身」でも食べていただきたいです!
2 海のミルク「牡蠣(カキ)」
東日本大震災の津波の影響で甚大な被害を受けた三陸産の牡蠣。宮城県の牡蠣養殖施設は98%と ほぼ全施設が被災しましたが、全国や海外からの支援もあり、生産量を取り戻しつつあります。
栄養豊富な河川水が注ぎ込み、親潮と黒潮がぶつかりあう理想的な漁場が栄養豊富でおいしい牡蠣を生み出し、特に石巻は「万石浦」など宮城県の養殖牡蠣の中心でもあります。
牡蠣のシーズンになると、宮城県の沿岸部には殻付き牡蠣が食べ放題の「カキ小屋」がオープンします。 カキ小屋では、とれたての新鮮な牡蠣を殻が付いたまま豪快にスコップで運び、あつあつに熱した鉄板の上に載せて焼カキにしていただきます。
何個食べられるかぜひ挑戦してみてください!
3 脂のりばっちり「金華さば」
全国有数の水揚げ量を誇る石巻港で、水揚げ量の約4割を占めるのが「さば」らしいです。なかでも、秋から冬にかけて穫れる「金華さば」は、全国にあるブランドさばに負けない脂のたっぷりのったブランド魚です。
牡鹿半島の先端付近に『金華山』という島があります。一般的にさばは、エサを求めて海を回遊しますが、黒潮と親潮が混ざりあう金華山周辺は、エサが豊富なため、この近辺に住むさばは回遊をせずに豊富なエサをたっぷりと食べられるので、上質な脂が身に入り、そのなかでもさらに選びぬかれた一部のさばのみが、「金華さば」になれるそうです。
店によっては、酢で締めていない「刺身」でもいただけるようですよ。
※下の画像をクリックすると「ぐるたび」の金華さば紹介のページに行きます。